今日、関東の取引先の担当者の方から電話がありました。
「先日納めていただいた特一の材料ですが・・・」
ここまで聞いて、嫌な予感がよぎる。
『節が大きい』
『割れている』
なんと言われるか・・・。
そもそも問題なければ、以前納めたものの話をわざわざしてはこないだろう。
先に「スミマセン!」と謝ってしまいそうな気分でいると、
「とても良かったです!小端面にはほとんど節もなくて、かなり気を使っていただいたのが分かりました。現場サイドからも褒めていただきました!」
という思いがけない言葉が。
本当にホッとしました。
と同時に、とても嬉しかったです。
自然物である木材を工業的な商材として製造販売するのが(株)山共としての仕事です。
千差万別の木材を、一定の品質を維持しながら商品化するということは簡単ではありません。
しかも、現場によって、または担当者によって求められるグレードも変わってきます。
もちろんコストとの兼ね合いもあります。
様々な制約もある中で、知識、技術、経験を駆使して製材品を作っています。
出先でしたので、早速社員とのグループLINEにお客様から良い連絡があったことを報告。
社員もみんな喜んでいました。
「ものづくり」仕事は決して物を作ればそれで良し、という仕事ではありません。
それを買っていただいたお客様が喜んでこそ、初めて成り立ちます。
商品の品質、見た目、納期、または人的対応など、
どうすればお客様に喜んでいただけるかをこれからも突き詰めて行こう!!と社員と共有しました。
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